ご報告が遅れましたが、26日、しりあがり寿さんをスペシャルゲストにお迎えした「肇盟子」は盛況のうちに終了しました、ご来場ありがとうございました。
「道」では初めて映像を流すイベントということで、繊維の街日暮里に出かけ、スクリーンとなる布切れを買って作ってみました。なかなか上手くいったのですが、あえて手作り感を出したかったわけではありません。
もくろみでは、今頃丈夫でステキな既製品のスクリーンが店に備わってるはずだったんですが、まあとにかく精進します。
で、スクリーンに多く映されたのは、安齋さん、しりあがりさんが所属する、アート系クリエーターのバンド、OBANDOS(オバンドス)のライブ映像です。
音楽を本業としない(パラダイス山元氏をのぞく)人たちが情熱的に活動しています。でも普通のバンドとは違います。
オバンドスはそれぞれが楽器を自作し,演奏するのがコンセプト。その演奏も、デタラメといえばデタラメに聴こえます。アバンギャルドとか、ノイズ系とか、横文字で言ったとたん力思い切り力がぬけるチープな音。
とにかくマジメ一徹に音楽を聴く人にとっては「なんだこりゃ?」でしょう。「いいオヤジがなにやってんだ」、確かにそうです。しかし、多くの人にとってなぜか引きつけられるのは音楽的な初期衝動がバカバカしさをつきぬけて、聴く側に感じられるからでしょう。
そして毎回印象がかなり違う。油断ならない(?) 、CDではそんなに聞きたくない(スイマセン)。そういう意味じゃあ究極のライブバンドですね。
オバンドスを中心としたふたりの音楽活動の裏話で笑わせた後、イベントの終了前にしりあがりさんが衝撃の発言をします…!
(続く)