道 BLOG

東京、湯島にある”MUSIC BAR 道”の情報、その他のことを書いていきます。
”MUSIC BAR 道”
TEL/FAX 03-3832-3740
http://www.miti4.com


イベント について、その”道”に関するいろいろなことを
by Bar_miti
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3/2『miting 』vol.3〜僕らの発声〜報告!
先週の3/2(土)におこなわれました、
miting.(ミーティング) vol.3!

熱覚めやらぬうちに、当日のご報告を◎

miting.3回目となる今回は、
ミュージカル役者で、ボイストレーナーとしても活動している、
高原紳輔さんをお迎えして、
声の出し方や、発声のメカニズムなどの理論的なお話とワークショップという、
異色のコラボをしていただきました!


医師でもある星野氏に医学的な面でも掘り下げていただき、
高原さんとの軽妙でわかりやすいトークで、
前半のトークショーは、気がつけば1時間半の時間が!


他にはない、とてもとても興味深いイベントとなりました。


以下、主宰星野概念氏からのコメントとともに、
当日の様子を少し。(とても長いですw すごい、熱量!)

_______

『miting vol.3〜僕らの発声〜』 報告

徳島の寿司屋の息子で、20歳以上年の離れたお兄さんがいて、
運動神経が良くて、優しく真面目なイケメンパラダイス。

それが僕の師匠の高原紳輔さんです。
出会いは6年くらい前でしょうか。
僕がやっていたバンドのスタッフが、恐らく、見るに見かねて(聴くに聴かねて)、
僕にヴォイストレーナーを紹介してくれました。

その頃からミュージカルの舞台で活躍されていた師匠は、僕にとって眩しすぎて、一緒に歌うような機会に恵まれるとは思ってもいませんでした。

それから6年間、自主練を欠かした日は一日もありません(うそ)。
来る日も来る日も一人カラオケの日々(ほぼほんと)。
ついには、平井堅「瞳をとじて」を激辛採点の設定で完唱するまでに成長しました(ほんと)。

つまり、6年前、発声の「は」の字も知らずに、感情のままに人前で歌っていたボンクラな僕に、
高原さんはゼロからメソッドを叩き込み、へこたれないように相当サポーティブに導いてくれたということです。
一人の人間が、全くワケの分からない現象を理解し、体得して、実際に使うようになる、というのは思いのほか大変な作業で、
それをある程度実現させつつある僕は、「なんでもどうにかなる」という頓珍漢な哲学さえ身につけつつあります。
ま、そんなアブナい僕のことは放っておきます。

『miting』に高原さんをお招きするという発想、はじまりはレッスン中の雑談の流れでしたが、
考えれば考えるほど、相当有意義なワークショップになるような気がして、早々に開催することを決めました。
開催にあたって、ただ一緒にライブをするのではなく、
僕が6年かけて体感している「なるほど!」体験を、
来てくれるみなさんと少しでも共有したく、
「発声とは?」とうことに重きをおいたワークショップをすることに決めました。

それから、何度か打ち合わせをしたり、ライブのリハのためにスタジオに入ったりしたワケですが、
それまで高原さんとはレッスンでしか会うことはなかったので、それもそれで僕にとってはなかなか新鮮な体験でした。


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左から星野くん、高原さん

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星野くんの医学的な解説も交えつつ

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高原さんが鍵盤を弾きながら、実際に声を出すワークショップを。

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参加者の方々もみなさん真剣!



当日ワークショップでお話した内容、本当はレジュメにしたいところですが、図などもろもろの事情があるのでエッセンスのみ書いてみます。



・声の発生について。空気が、肺から気道を通って外に出る過程で、「声帯」という閉じられた粘膜を通ることで粘膜(声帯)が振動する。
その振動によって生じた振動音が咽頭や口腔、鼻腔などの共鳴腔で共鳴することにより、声は生まれる。

・声帯は閉じたり開いたりするが、その閉じ具合によって声の大きさ(声量)が変化する。

・声帯は伸ばされたり縮んだりするが、その伸び具合によって音の高さ(音程)が変化する。

・声帯を閉じるのは甲状披裂筋で、声帯を伸縮させるのは輪状甲状筋。
その2つの筋肉の働き方のバランスで声の印象(音色)が変化する。

・地声とは、強い声な反面、硬く、音程のコントロールが難しい声のこと。
声帯を閉じる筋肉(甲状披裂筋)の働きが、声帯を伸縮させる筋肉(輪状甲状筋)の働きに比べて限りなく強い状態。ヤギの鳴き声「メェェェェ」的な声。

・うら声とは、柔らかく音程がとりやすい反面、弱く息もれのある声のこと。
声帯を伸縮させる筋肉(輪状甲状筋)の働きが声帯を閉じる筋肉(甲状披裂筋)の働きに比べて限りなく強い状態。フクロウの鳴き声「ホーウ、ホーウ」的な声。

・地声とうら声の良いところをミックスすると、強くしなやかで、音程のコントロールをしやすい声を獲得できる。
これを獲得すると、低い音域も高い音域もラクに、響く声で発声することができる。
ヴォイストレーニングとは、そんなミックスヴォイス獲得の旅!!




と、まぁ、文字だけで書くとこんな感じで、なかなか堅苦しいし分かりにくいのですが、
当日は、まさかの高原さんの関西弁が炸裂し、それに応えようとした僕の「エセ感」もマリアージュしたりして、基本的に笑えるワークショップとなりました。
また、地声、うら声の発声練習として、全員一緒にヤギやフクロウの鳴き声で音階練習をしましたが、
その何とも言えない前衛的な響きといったらそれはそれは素敵で、
それだけでも「やってよかった!」と確信できる景色でした。


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ワークショップをした後には、第二部として歌いまくるライブを行いました。
今回も青木拓磨(パウンチホイール)、知久真明(くもりな)、三浦千明、という、僕が宝物だと思う「だらしないグルーヴ」を奏でるサポートミュージシャンにお手伝い頂きました。

高原さんの必殺技、ミュージカル「ジーザスクライストスーパースター」から「Gethsemane」を披露して頂き、
桑田圭祐&Mr.Children「奇跡の地球」、
そして、今年4年ぶりの復活をするCHAGE&ASKA(C&A)の「SAY YES」をカバーしました。


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「SAY YES」では、僕がCHAGEの時に何度かASKAとして共演している□□□の三浦康嗣くんにピアノ演奏を初見でお願いし、そのまま僕の曲「emerald city」と「イビツワルツ」を演奏しました。

アンコールでは、「ミックスヴォイス&地声押し」という2人組で分かりやすいという理由から、一応用意したものの、なるべくやりたくなかった北斗の拳のテーマ曲、クリスタルキング「愛をとりもどせ」をカラオケで歌い、地声押し a.k.a 巻き舌を担当した僕は一曲で声が少し枯れました。


そんな感じで、声を少し枯らしながら、ライブもとても楽しくやらせて頂き、
「ワークショップ的なことから関連づけされたライブ」という、
岸本店長や僕が思い描いていたイベントの形を分かりやすく実現させられたような気がして、
とても充実感のあるvol.3となりました。

今回も大久保オーナーはじめBAR道のスタッフの皆様、
パソコン関係お世話になっているスガイさん(ナイスガイ)、
だらしないグルーヴチームの皆様、
三浦くん、高原師匠、そして、何よりも、遊びに来てくれた皆様、
本当にありがとうございました!!

次回の『miting』は、1/14に大雪のために幻となりかけたvol.2を蘇らせます。
3/30、小島ケイタニーラブとの『miting vol.2〜歌とクセ〜』、何卒お楽しみに!!!!


_______


次回は、雪で延期になっていました、
小島ケイタニーラブとの『miting vol.2〜歌とクセ〜』
詳細は、このあとのブログで◎
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by Bar_miti | 2013-03-07 11:39 | イベント | Trackback | Comments(0)
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