9月18日(土)湯島で”湯”会 ♨にお越しいただき、ありがとうございました。
また、”湯〜ストリーム”をご覧下さった皆様、ありがとうございました。
権藤知彦さんが声をかけていただいたことでできた一夜限りのユニット。
これまで体験したことのない音を響かせ、記憶に刻んでくれました。
子供の頃には合唱隊にいて、クラシック、アイルランド、ケルトなどの音楽のエッセンスを感じさせる湯川潮音さん。
クラシックを学びながら、ポップスへの強い愛を感じさせる権藤知彦さん。
インド音楽のタブラ奏者の第一人者で、別のジャンルへの越境をいとわないユザーン。
3人の個性が時に解け合い、時に際立って、さまざまインスピレーションを生みます。
シリーズのタイトルは「道との遭遇」ですが、ほんとうにすばらしい遭遇でした。
権藤さんが一周年記念に作曲してくれた「道のテーマ」には感無量でした。
冒頭、権藤さんのユーフォニウムとユザーンのタブラのやりとりが緊張感とともに光を放ち、光が差す場所に降り立ったかのような潮音さんが透き通った声で唄います。
みち どれ
みち そら
みち
空にはっきりと道が見え、どこまでも続いている。
そう感じさせる、希望のあるメロティ。
ああ、こう書いちゃうとつまんないな。
聞いていただいた皆さんはもっといろんなことが浮かんだことと思います。
かけがえのない時間でした。ありがとうございました。
トーク進行、DJをしていただいた湯山玲子さん、
”湯〜ストリーム”を担当してくださった伊藤ガビンさん始め、ボストークチームの方々にも
お礼を申し上げます。
「え、なんでガビンさんがやってんの?」と驚いていた(僕も実は驚いていますが)湯山さんには
「(押切は)ここに来て凄い場を創った。現場のメディア化のひな形みたいな場所。しかも、湯島」
と過分なお褒めをいただきました。
そんなスゴイことはやっていませんが、小さなスペースでできるだけワクワクするようなことをやっていきたいと思います。